2017/1/20

第14回 AJCA Culinary Challenge in TOKYO 2016

11月5日(土)・6日(日)の2日間にわたって武蔵野調理師専門学校で開催された料理コンテスト。主に所属会員(30歳以下)を対象に実施、地域及び業界の活性化を図り、調理専門技術の向上や食に関わる調理人として食育を推進し、同時に協賛企業の指定食材と開催地域特産の新鮮で多様性に富んだ高品質な食材の活用やその魅力を引き出した食の創造に寄与することを目的としたものだ。
競技前日の5日、午後3時から全体ミーティングが行われ、コンテスト全般や審査について説明があり、質疑応答が行われた。午後4時には競技会場で指定食材の入ったミステリーボックスが開示され、選手たちは食材を確認後、チームで相談しながらメニューを作り上げていった。競技当日の6日朝、各チームはレシピを提出。午前8時から開会式が行われ午前9時に競技開始、午後2時10分に終了し、5時間に及ぶ熱戦が繰り広げられた。そして午後5時からの表彰式で各賞と優勝、準優勝が発表されることに。

総合第1位・東京都知事賞を勝ち取ったのはホテルオークラ東京チーム。賞状を手に涙する姿も見られた。またコンクール後には懇親会も開かれ、交流の場がもたれた。参加者からは会社に戻ってからも「世界基準を知ることができた」「なかなかない機会なので良い経験になった」など嬉しい声が聞かれたという。企画した側からも「やりがいがあった」と感慨深いコメントがあった。
成績はもちろん重要だ。しかし自分のレベルを知り、経験を積んだシェフの方々と接点を持ち、横のつながりを得ることは、今後の料理人人生に大きな影響を与えるはず。今回参加したような意欲ある若い料理人の方々が会に存在しているというのはすばらしいことだ。今後もこういったコンクールに積極的に参加して、素晴らしいシェフへと成長していって欲しい。

受賞者・受賞作品

総合第1位・東京都知事賞
駒井有人・石渡貴涁(ホテルオークラ東京)

総合第2位・豊島区長賞
青木佑真・小渕美沙緒(ホテルインタ―コンチネンタル東京ベイ)

総合第3位・AJCA会長賞
池原大輔・日向泉(京王プラザホテル)


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