天然鉱石“マテラ石”のちから

健康に繋がる様々な要素を持つ「マテラパウダー」とは

愛媛県の株式会社マテラは、主に飼料原料、化粧品原料、繊維原料といった原料の製造販売を行っている。霊峰石鎚山から採掘される天然鉱石流紋岩（通称マテラ石）を約1000度の高温で焼成したところ、遠赤外線放射率を非常に高い効率（約90%）で放射していることが判明。

徳島大学山下菊治准教授との20数年に渡る共同研究により、他にも優れた効果効能が明らかとなった。さらにそれをパウダー状にすることでさまざまな商品開発を行っているが、その1つが飼料用原料マテラパウダーである。

マウスやタニシなどを通じた実験においても、マテラはその優れた遠赤外線放射率など、健康につながるさまざまな要素を持っていることを発見。そしてマテラを給餌した豚や鶏、魚も、その学術的な証明どおり、驚くほど元気に健康になったのだ。
マテラの松本祐輔課長は、次のように語った。「弊社の飼料で育てた食材はマテラのさまざまな効果によって元気で健康なことから、取引先からは“食材を解体した際に、まず内臓脂肪に変化が見られ、ドリップが少ないので食材の劣化が遅く、生でも新鮮な状態を長く保つことができる。解凍した場合も細胞の破壊が少ないので肉質が良く、調理した際に嫌なアクや臭いが出なかった。さらにジューシーで脂肪の融点が低く、食味に関しても科学的に明らかに違いが出た。”との声を頂いています。まだ道半ばではありますが、これもこだわりを持った各生産者様の試行錯誤の結果でもあると思っています。」

当日、名だたるシェフたちの反応は、弾力やしっかりした繊維がある、身色が美しい、肉質が良い、何時間たっても身がへたらないのは宴会やビュッフェに最適だ、一目見て上質な脂だと分かるなど大好評であった反面、あまりにも血がさらさらに浄化されてしまったせいか、クセがない、味が上品すぎるように感じる、パンチがもう少し欲しいなど、厳しく真摯な意見も暖かい励ましとともに寄せられ、生産者たちの奮闘に賛辞が送られた。