2015/1/9
TCAスタジエプロジェクトレポート
参加したシェフに、感想を聞きました。
- ブッフェ料理
- 武藤忠紘 山の上ホテル
調理部洋食調理課主任
全て一つの調理場になっている山の上ホテルと違い、細分化されている設備・環境にまず驚きました。裏方は大きく3つのセクション(コールド、火入れ、セット)に分かれていて、火入れ部門を手伝いました。
嬉しかったのは、メニューの中に中村勝宏シェフの本で見ていた「野菜とフルーツの砂糖漬け」と「フォアグラの桃造り」があったこと。料理を始めて約10年、自分だけでの勉強だと行き詰まりを感じることもあります。
自分にとってこの機会は、原点に立ち返る、いい刺激になったと思います。
- 金魚鉢が置かれた和食ブース
- 武藤和也 学士会館宴会
レストラン部調理
たくさんの人に名前が知られた有名なホテルで調理体験ができると知って、料理長に相談して参加しました。前年総会に出席した際に、ディスプレイのきれいさ、華やかさ、見せ方、規模、機材などに圧倒され、どうやって行っているのか、その仕組みやできあがりを是非目近で見たいと思ったのです。
いいなと思ったのは、和食ブース。そば打ちはもちろん、金魚鉢を置いたりなど、料理だけでなく世界観まで含めて「和」のイメージが十二分に打ち出されていて、品目は少ないけれど、存在感がありました。私の担当はフレンチですが、和を取り入れることにも興味があります。オリンピックに向けて、日本の良さを知ってもらう機会にもなると思いますから。