ワカヌイ・フィートロットのオーシャンビーフ

ニュージーランド　アンズコグループのファイブスタービーフ

ニュージーランドは1年を通じて穏やかな気候、豊かな降雨量、澄んだ水、肥沃な土地に恵まれた国。周囲を海に囲まれた島国であるため、BSEなど、家畜特有の重大な伝染病からも隔離されているそうです。理想的な畜産国でもあり、豊かな自然環境を守る「自然管理法」という法律もあるとのこと。官民一体となった「持続型農業」のための環境づくり、農林省（MAF）および食品安全省（NZFSA）による厳しい監視や検疫体制によって、食肉製品は世界最高レベルの安全性を保っているのです。

アンズコグループのファイブスタービーフ「ワカヌイ・フィードロット」へ、オーシャンビーフを見学に行きました。
ワカヌイ・フィードロットは、日本市場向けの高品質ビーフを生産するために設立されたニュージーランド唯一の大規模商業フィードロットだそうで、世界でもただ一つ海岸線に立地、昔川だった地形を活かし、海から運ばれてくる爽やかな風によって牧場は常に新鮮な空気に満たされ、牛もストレスを感じずにいます。
日本との違いは屋根がないこと。ペン（牛囲い）の地面が少し斜めになっているため、汚れなどが溜まらず流れるようになっていて、いつも清潔な状態を保っているそうです。
このフィードロットで育った牛は車で約15分ほど離れた所にある工場で処理されます。わずか15分ほどで到着できるので、生体にストレスを与えずに良い品質を維持できるのだそうです。
このような環境で育ったオーシャンビーフはとても味わい深く美味しい牛肉となって、日本にも輸出されています。東京でも提供しているレストランがありますので、皆さま是非ご賞味ください。