2015/8/7

人気のストロベリーフェア

ブッフェにおいて、スイーツブッフェは人気のカテゴリだ。
季節によってフェアが変わることが一般的で、最も人気があるのはストロベリーフェア。今では1月から始まり、開催期間も2カ月以上のところが多い。それだけ集客を期待できるフェアということだ。
その中でも、特に注目され、成功している3店を紹介する。

ザ・テラス(ウェスティンホテル東京)

デザートアトリエ
デザートアトリエ

世界各地のストロベリースイーツを堪能
ウェスティンホテル東京1階「インターナショナルブッフェレストラン ザ・テラス」では、ブレックファスト、ランチ、デザート、ディナーにブッフェが行われている。
どれも人気はあるが、特に人気となっているのが、デザートブッフェだ。1月と2月に行われたストロベリーフェアが爆発的な人気を集めた。
 
他のフェアと同じく、全部で60種類以上あり、デザートは40種と充実。このどれもがイチゴを使ったものばかりで、3種のイチゴを食べ比べできたり、イチゴのスフレがサーブされたり、ホットドリンクもイチゴを使ったものばかりと、本当にイチゴ尽くしとなっている。
熱々の状態で提供されるザ・テラス特製スフレやリンツァートルテといった定番メニューはストロベリー風味にアレンジ。苺とキャラメルのリオレ、牛乳寒天苺添えといった面白いメニューもある。ストロベリー尽くしながらも、飽きさせない工夫が凝らされるところが人気の理由だ。

マーブルラウンジ(ヒルトン東京)

イチゴをモチーフに、アートに仕上がっている
イチゴをモチーフに、アートに仕上がっている

芸術的なストロベリースイーツの数々
マーブルラウンジは、他に先駆けて1980年代からデザートブッフェを始めた老舗だ。歴史があるだけではなく、ブッフェにフェアを定着させたり、チョコレートファウンテンを流行させたり、アーティスティックブッフェの先端をいったりと、流行をも切り開いている。
ギモーブとイチゴをピンチョスにしたポップな「マシュマロロリポップ」、メレンゲで渦巻きを作った「クランチストロベリーロリポップ」など、フェアに違わず、アート性が感じられるものばかり。味はもちろん、芸術性も楽しめるところは他にない。

樹林(京王プラザホテル)

定番のモンブランはイチゴバージョンに
定番のモンブランはイチゴバージョンに

初めてのストロベリーフェア
京王プラザホテルグループが同一ブランドで展開しているコーヒーショップ「樹林」が2014年10月30日にリニューアルオープンし、オールデイダイニングとなって新しく生まれ変わった。
ブッフェ台は大理石で美しく、15メートルもの長さがあって圧巻。ライトスナック・ゾーン、グラスデザート・ゾーンなど5つにゾーニングされ、フェアによって今月のおすすめゾーン、ライブ・ステーションは新しいものに変わる。
低糖フレジェはヴェリーヌで、同ホテルが得意な低糖質スイーツも味わえる。
全体的にイチゴ感はあるが、今月のテーマ(4月はイースター)として用意されているスイーツも少なくない。イチゴはもちろん、イチゴ以外のスイーツも存分に楽しめる。


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