2012/11/9
大地の恵みを体現した料理の真髄
ロイヤルパークホテル 星の饗宴ガラディナーの再現!!
- 笑顔で来場客をもてなした、ロイヤルパークホテル料理人の皆さん
笑顔で来場客をもてなした、ロイヤルパークホテル料理人の皆さん
8月6日、東京・中央区のロイヤルパークホテルで初めての城東地区本部主催のブッフェ研究会が開催された。これまでロイヤルパークホテルで催されたガラディナーから選ばれたフランス料理の奥深さを感じさせる料理、デザートの数々を画面でご堪能ください。
コルネ仕立てのアミューズ・ブーシュ
<ロイヤルパークホテル 飯村 功料理長>
4種のコルネ仕立てのアミューズ
秋のフォンティーヌとアボンダンスチーズのクリーミーなスープ
卵黄入りトリュフの香り
<アルベール・プルミエ ピエール・マイエシェフ>
ウオッシュタイプのサヴォアのフォンティーヌチーズとアボンダンス牛のミルクから作ったアボンダンスチーズを生クリーム、ブイヨンと合わせ、トリュフオイルで香りを付けた卵黄入りのスープ
的鯛のロティ フヌイユのカネロニとポワヴラード添え
酸味のあるソース
<レストラン フィリップ・ゴヴロー フィリップ・ゴヴローシェフ>
フヌイユ、トマトのブリュノワをラビオリ生地とホウレンソウで巻き、ポワレした的鯛と共に小ぶりのアーティチョークをバリグール仕立てにし、そのキュイソンに白バルサミコ、ベーコン、ジュ・ド・オマール、オリーブオイルを加え、酸味の効いたソースに仕上げる
優しく蒸しあげた真鯛と桜海老のムース はしりの小野菜を添えて
<ロイヤルパークホテル 飯村 功料理長>
真鯛のフィレを桜海老のムースで覆い、優しくスチームをかけ、コキラージュのジュをベースにサフランと生クリームで仕上げる
グリーンアスパラガスのフランとキャベツのピューレを加えたモリーユ茸のクリーム
<ロイヤルパークホテル 飯村 功料理長>
フレッシュなアスパラガスをフランにし、ソースに芽キャベツのピューレとポートワインを加えたモリーユ茸のクリーム
仔羊モモ肉のパイ包み焼き ポテトのドフィノワーズ
〈オストードボーマニエール ジャン・アンドレ・シャリアルシェフ〉
仔羊モモ肉の中にキノコとフォアグラを詰め、パイ生地で包み焼き上げた。本来は仔羊のロニョンを詰め込む。付け合わせは、グリュエールチーズたっぷりのポテトのドフィノワーズ
ブレス鶏のヴェッシー包み フェルナン・ポワン風
<ラ・ピラミッド クリスチャン・ネシェフ>
フェルナン・ポワンのスペシャリテ。ブレス鶏の中にフォアグラとトリュフを詰め込み、一晩トリュフジュース、ポートワイン、ブランデーでマリネし、豚の膀胱ヴェッシーに詰め込み、90度の湯せんで3時間火を通し、シュープレームソースを仕上げ、フォアグラバターでモンテする
フロマージュブランとイチゴとレモンのコンフィチュール ヨーグルトソルベと共に
<モンサンクレール 辻口博啓シェフ>
フロマージュブランにメレンゲ、生クリームを合わせ、イチゴとレモンのコンフィチュールを被せヨーグルトソルベを添える
ロイヤルパークホテル特製パン。バターロール、プチパン・オ・バジル、プチカンパーニュ・オ・アニス、ポモドーロ、ベーコンエピ、カマンベールカンパーニュ
<ロイヤルパークホテル 太田正則ベーカーシェフ>
参加者の声
フランスの伝統的な調理法に今回も驚かされました。一つひとつの料理の持つ味がしっかり主張され、自信に満ち溢れているように感じました。今回の料理の中で気になっていたのは「ブレス鶏のヴェッシー包みフェルナン・ポワン風」の調理方法です。どのようになっているかとても興味があり、最前列に並んでカットする瞬間を見に行きました。カットした瞬間、中から丸鶏、そして……皮の中にはトリュフが入っていたのです。とてもびっくりしました。一皿頂いて食べてみると、肉の柔らかさとトリュフの風味が口の中に広がって、一時の幸福感を感じました。
秦 圭吾
ホテルオークラ東京 ダイニングカフェ カメリア洋食調理部