2011/5/27
顕彰碑について
総本部ならびに東京地方本部の事務局所在地である芝公園3丁目6番のJ.C.ビル入り口に立派な石碑が建てられています。
今から約50年前に洋食料理界の先達の私財で現在の浜松町駅近くに建てられた建造物が現在の立派な司厨士会館ビルの基盤となり協会の柱となっているわけです。ご存知ない会員も多いかと思いますが東京タワー近辺においでになった時にJ.C.ビルディング(旧司厨士会館)に是非一度来社されてご覧いただき大先輩諸兄のご功績に対する感謝の気持ちを新にしたいと思います。
下記が石碑に刻まれている文言です。
顕彰碑
当協会は昭和34年6月26日公益法人として厚生省から社団法人の設立認可を受けたのであるが法人設立に際し基本財産として資産に計上されたのは、東京都港区浜松町2丁目11番地の5木造瓦葺弐階建の建物であるこの建物は日本司厨士富友会会長であり且つ社団法人設立発起人代表である齋藤文次郎氏他有志の方々が私費を投じて購入されたものを協会に寄附されたものであって昭和60年12月4日都市開発のため紀山商事株式会社へ売却した。
今後は、この売却代金が協会の基本財産として永久に管理されるものであるが、当時私財を抛って寄附された方々の協会に対する功積は極めて大きい。茲に顕彰碑を建てその偉業を永久に讃え後進の師表とするものである
昭和61年4月吉日
建立責任者 社団法人全日本司厨士協会
会長 高石鍈之助
理事 藤崎信次
建立者 紀山商事株式会社
代表取締役社長
下門 力