2015/6/29
100%天然素材が魅力!
アラスカシーフード
試食セミナー開催
アラスカシーフードの魅力を知っていただきたいと、アラスカシーフードマーケティング協会(ASMI)は、東京都港区の「しち十二侯 六本木三丁目店」で試食会を開催した。
アラスカシーフードを使ったメニューに取り組んだのは、同店の総料理長の齋藤章雄氏。洋食、和食の料理人5名を迎えての試食セミナーとなった。
食材として使用したのは、アラスカ産のズワイガニ、銀だら、紅鮭、数の子、いくら、たらこの6品。
アラスカシーフードマーケティング協会のPR担当、古山友子氏がアラスカ産のシーフードの種類とともに、「アラスカ産シーフードは100%天然で、この天然水産資源が枯渇することのないよう、持続可能な漁業の推進を理念に掲げ州憲法に明文化されている」と説明。アラスカ産のシーフードについては、出席したシェフは皆に認知されてはいるが、全てが天然であることについてはほとんど行き渡っていない様子。
最近では、食の安全を語る上で、天然ものの良さを見直す動きが出てきている。
アラスカシーフードの魅力、他との差別化を語る上では、天然の良さを知っていただくことが重要で、「アラスカシーフード=天然」はこれから、飲食業界においても広くPRして欲しいところである。ASMIでは、100%天然アラスカシーフードフェアを業態を問わず、あらゆるレストランに協力をいただいて広げていきたいとしている。
アラスカシーフード試食会 お献立
一.先付
数の子 つるむらさき浸し 糸がき
一.冷物
鱈子素麺 サラダ風
一.前菜
南蛮漬け 三種
銀鱈 玉葱 酢橘 梅肉
サーモン 焼長葱 神楽南蛮 マイクロトマト
蟹 ししとう 黄身酢 防風
一.御椀
蟹かるかん蒸しすまし仕立て
小メロン 赤万願寺 黄人参 蓴菜 露生姜 柚子
一.造里
一.お凌ぎ
いくら醤油漬け手巻き寿司
一.煮物
銀鱈とまと煮 白だつ ズッキーニ 茄子 隠元
一.焼物
銀鱈柚子胡椒焼
サーモン低温調理
和牛網焼き 和辛子
焼新じゃが芋 焼伏見唐辛子 谷中生姜
一.蒸物
サーモン新蓮根蒸し 絹さや 銀餡 山葵
一.食事
蟹飯釜炊き 海苔 葱 味噌汁 香の物
一.甘味
抹茶あんみつ 酒粕アイス
- 蟹かるかん蒸しすまし仕立て
- 銀鱈とまと煮
- サーモン新蓮根蒸し
アラスカシーフードについて各シェフの意見
しち十二侯
総料理長 齋藤章雄氏
ズワイガニは身入りが良かった。全部の食材にほとんど火を入れて料理したが、中はレアの状態で使うのもいい。今日の料理のひとつ、サーモン新蓮根蒸しは天然の鮭でないとできない料理。
シンフォニークルーズ
取締役総料理長 小濱雅説氏
素材の味がしっかりしているから蒸し物に合いそう。素材もそうだが、齋藤さんの料理が素晴らしい。
ホテルグランパシフィックLE DAIBA
常務取締役総料理長 矢部喜美夫氏
天然のしっかりした素材の味がいい。あぶり、たたきなど藁で焼いて食べてもらっても味が広がるだろう。いくらは小粒で生臭みが少ない。使えるね。
ANAインターコンチネンタルホテル東京
日本料理「雲海」 西本広史氏
全て天然だと初めて知った。養殖を敬遠されるお客様が多いので、天然を訴えられれば大きな強みになる。
東京ドームホテル
料飲調理部レストラン調理第2課長 野上秀利氏
ズワイガニと銀だらが特に良かった。齋藤さんの料理のかるかん蒸しと、蟹飯釜炊きが同じ蟹であることにびっくりした。銀鱈のトマト煮はインパクトの強い味の濃さとベーコンのような味の強さがあっておいしかった。
- 洋食・和食の料理人5名を迎えての試食セミナー