2013/1/31

台東支部
シェ・ケンのセントラルキッチンと ランチに
学び、羽田空港国際線旅客ターミナルで遊ぶ

 9月4日、台東支部恒例のバスツアーが行われました。上野精養軒本店を出発したバスは、一路、千葉県若葉区にある「シェ・ケン」のセントラルキッチンへ向かいました。
 総料理長の山口賢さんは、現在、シェ・ケン若松店、柏沼南店、志津店、成田店の4つのレストランと、千葉そごう店、渋谷ヒカリエ店の2つの販売店を展開し、全国のホテル、レストランなどへの業務用食品加工販売、商品開発を手がけています。
 同社では、入荷、加工、冷却、梱包、出荷までが清潔かつ機能的に行われます。調理器具や設備はオゾン水で洗浄し、ガラスの冷蔵設備を用いて食材が外気に極力触れないようにしています。核となるアビー社の最新式CASフリーザーを見せていただきました。
 その後、シェ・ケン成田店で実際にランチを頂きました。ランチタイムには約100人のお客さまが来店するという同店では、CASフリーザーにより、正社員1名に数名のパートアルバイトスタッフで対応しているという話に一同びっくりしました。前菜、メインディッシュ、デザートまでボリュームと品数の多さ、そして何より本格的なフランス料理の味わいに満足しました。
 浅草の神谷バーに勤める清水亮さんは「オーナーシェフの山口賢さんが言っていた『これからは料理人が経営者として上に立ち、店を始めていく時代』という言葉を聞いて視野が広がった」と話していました。
 その後、東京湾アクアラインを通り、羽田空港国際線旅客ターミナルへ。飛び立つ飛行機を見て皆大はしゃぎ。日本全国の地域名産品が幅広く揃う「Edo食賓館(名産館)」や、江戸時代から現代にいたる日本を代表する和・洋菓子を取り揃え、伝統食文化を発信する「Edo食賓館(時代館)」など海外旅行をしなくても、観光スポットとして遊びに行きたくなる楽しさ。
 江戸の街並みを再現した「江戸小路」では日本人でも和の魅力を再発見できるような商品がたくさん並んでいて、ワクワク。記念にお土産を買いました。
 台東支部の下町ならではの気取らない仲間と、温かい時間を過ごし、お腹も心もすっかり満足して、一同無事に上野精養軒本店に戻りました。

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