2011/8/11
8月6日 福島県只見町ボランティア報告
企画事業部
7月29日の豪雨により福島県南会津の只見町では大変な水害被災が発生しました。企画事業部では只見町からの支援要請により急遽支援活動に行くことを決め支援団体のパワーオブジャパン(power of japan)とともに8月6日(土)炊き出しと清掃の支援活動を行いました。
当日先発部隊は真夜中に器材を数台のバンで先行輸送し後続部隊はバスで早朝東京駅前を中華、和食の支援メンバー、清掃支援メンバーの総勢50名での出発となりました。
現地までは通れる道も限られて、大型バスは道幅が狭く迂回が必要で東北道の那須塩原インターを降りてからも尚2時間の長旅となりました又パトカーの先導で現地に行く車両もありました。
只見町小学校が食事提供会場で町の避難所にもなっており運動場には衛星公衆電話用中継車が設置され避難されている方に臨時電話が使えるようNTTの方が待機し支援を行っていました。
先発班がテント設営など下準備を済ませてくれいたお陰で我々は早速ステーキ用の炭火熾しからのスタンバイとなりました備長炭は食事提供が終了するまで快適に肉を焼き上げてくれ日本古来の伝統技術にあらためて敬服です。
今回の炊き出しメニューはビーフステーキ(炭火焼)、ビーフシチュー、ジンギスカンの3種をそれぞれ200人前ずつ用意し持参したプロパンガスやバーベキューコンロで炭火を使っての調理で熱々を提供し豊富なメニューは皆さんに喜んでいただきお子さんからは『全部食べていいんだって』の嬉しそうな声も聞こえてきました。
その他のメニューは中華の麻婆丼、やきそば、シューマイ、杏仁豆腐を、和食では天丼とけんちん汁を提供しました。
町の災害対策本部へもデリバリー班が発泡スチロールに包んでお届けしお互いさまの気持が人と人との繋がりになり心地よい交流ともなりました。
今回快く食材を提供頂いた皆さんのお気持ちも一緒にお届けできるよう一同気合をいれ捻り鉢巻で大汗も適度の塩味?でハードながら楽しい笑顔での料理作りとなり作業後は料理人同士の情報交換も行われてお互いの絆が深まったのではと思います。
調理の方で今回は清掃活動にまわった担当者は泥にまみれた顔に首タオルで初めて体験した泥除け作業を笑顔で語っていました。
温かい美味しいもの届けたい一生懸命の姿が炊き出しの意義であり今回は震災への支援ではありませんが今現在困っている方がいるなら!支援を必要としている方々がいるなら!自分たちはどこへでも行くの気概を持って活動していきたいと思います。
皆様方のご支援で今回の活動が無事終了しましたことを改めまして深く感謝申し上げ報告とさせていただきますありがとう御座いました。
- 全員集合
- ビーフシチュー
- バス中
- 調理2
- 調理3
- 調理1
- 衛星通信車
- デリバリー
- デリバリー2
- 被害1
- 被害2
- 被害3
- 準備風景
- 風景
- 風景
- おいしいね
- お子さんへ
- お子さんへ
- ステーキ焼き
- ジンギスカン
- 炭熾し
- 全員集合