2011/7/4
6月24日
千代田支部主催 築地市場見学会リポート
6月24日(金)、山の上ホテル総料理長千葉裕之氏、ヒルトップ料理長小野敏幸氏にお世話いただき、千代田支部主催の東京中央卸売市場見学会が行われました。
フルーツ市場では、産地、またはその地域によってメロンの格付けをされていることや、食べ頃までの保存温度、またお客さまに提供するときの冷やし方などのお話をいただきました。
野菜市場では、今まで海外に頼っていた野菜の国内での作付け状況、見比べ等のお話を聞きました。以前は高級野菜であったヤマブシダケやハナビラダケも今では企業努力により一般化されていること等、野菜を直に見ながら詳しく説明をしていただきました。
魚市場では各種海老の特徴、舌平目のおろし方、鮮魚のしめ方などの説明を聞き65kgほどもあるマグロの捌きを実践していただき、その大きな包丁を用いて3人がかりで すばやく捌くその姿に感動しました。
1人で築地に行っても決して見ることの出来ない、せり前の鮮魚を一時保管しておく水槽や、せりの現場なども見学させていただきました。また特別にビルの屋上から築地市場全体を見渡す機会もいただき、とても有意義な会でした。
見学会後は、築地場外のすし屋にて、全員で昼食をとり、今回の感想などを話し合い、親睦を深めることが出来ました。
最後に貴重なお時間を割いてご説明をいただいた各業者の皆様、他関係者の皆様に御礼申し上げます。
(千代田支部長 佐藤孝太)
- 築地本願寺に早朝集合
- 遠重でメロンの説明
- 大祐で野菜の話を聞く
- 65kgのマグロ
- 3人がかりでマグロを捌く
- 捌かれたマグロの中身
- 皆の視線の先にあるのは…
- 舌平目の卸し方を見学
- せり前の水槽を見学
- 生きの良い魚たち
- 築地市場を見下ろす
- 穏やかに流れる隅田川