江東支部
3月2日　第15回　江東特別支援学校でのテーブルマナー講習会

　3月2日、江東支部（支部長／銀座イタリー亭折田浩オーナーシェフ）は、東京都立江東特別支援学校で、15回目の高校3年生の卒業を祝うテーブルマナー講習会が開催され、近隣のホテルイースト21東京のスタッフが調理を担当し、銀座イタリー亭や紀ノ川亭に勤務する5人の会員が、生徒と教員54人にフルコースを振る舞った。
　会場となった体育館は、生徒たちが共同で描いた絵や笑顔の写真が張られ、クラシック音楽が流れ、ゆったりとした雰囲気。生徒たちは家庭科の時間に事前に練習したテーブルマナーを思い出しながら、「こんなにおいしいかぼちゃスープ初めて食べました！」「お肉が軟らか～い」と表情と言葉豊かに食事を楽しんでいた。ローストビーフのカッティングの際には、拍手喝さいが起き、食後には生徒代表から「とてもおいしかったです。いつかホテルに食事に行きたいです」との感謝の言葉と共に、心のこもった手作りの品がプレゼントされた。
　初めてボランティアを体験したホテルイースト21東京の郡司大輔氏は「宴会調理を担当しているので、普段はお客さまの顔が見えません。今日はおいしそうに召し上がっている顔を見て、やり甲斐を感じました」と話し、ホテルイースト21東京の笹生和良氏と、紀ノ川亭の木村憲司氏も、「これまでにない貴重な経験ができました」と語っていた。

〔メニュー〕小海老と蟹のサラダ、かぼちゃのクリームスープ、ローストビーフ　カッティングサービス、季節のサラダ、ババロア　フルーツ添え、オレンジジュース、紅茶