2010/8/31
中央支部
静岡のマッシュルーム農場で
こだわりの生産者に出会う
6月23日、中央支部は青果・果実総合卸売の「持丸食品」のご協力により、静岡・富士市にある「長谷川農産」のマッシュルーム農場を訪ねました。
長谷川農産の代表取締役の長谷川光史氏の実家は、もともとキャベツ農家を営んでいましたが、長谷川氏は農薬を使わずにできる栽培を求めて、約25年前にオランダに渡ッたそうです。長谷川氏は同国で生の状態のマッシュルームを食べ、その味に感銘を受け、学校に入って技術を習得しました。
帰国後、オランダから施設を購入し、富士市に施設を建てます。さらにオランダから技術者を招へいし、9年間滞在させて技術サポートを受けたのです。
ドイツで草木を4000年以上寝かせたピート(泥炭)を購入して敷き詰め、毎週オランダから無農薬堆肥を輸入しています。品種改良をしていないオランダの種菌を植え付けて、マッシュルームを生育します。長谷川農産のマッシュルームは味が濃く、割ると「ポキッ」と鳴る音と立ち上る香りが品質の良さを証明しています。
見学、試食後、長谷川さんと親交の深い「青木養鶏場」の青木善明代表取締役と「くぬぎ養鱒場」の功刀芳康代表が同農場を訪れ、それぞれの仕事に掛ける情熱を伝えてくれました。青木養鶏場で当日朝と殺し、胸肉を炙り、真空パックにした「炙りチキン」と臭みのまったくないつややかな川鱒(カワマス)を試食し、そのおいしさにみんな目を丸くしていました。
昼食は、由比市にある「開花亭」にて桜エビやシラスを使った料理に舌鼓を打ち、生産者と交流を深めました。帰りのバス車内では長谷川氏から頂いたホワイトマッシュルーム、ブラウンマッシュルーム、ポットベッラをどのように調理しようかと話しながら帰路に着きました。
- マッシュルームについて説明する長谷川代表
- マッシュルームの収穫は手作業
- 肉厚のマッシュルームの香気が漂っていた
- 実際に味わってみて森道雄志部長から質問
- 養鶏場を営む青木代表
- 養鱒場を営む功刀代表
- 青木養鶏場の「炙りチキン」
- 艶やかな功刀養鱒場の川鱒
- ぷりぷりとした川鱒の卵
- お三方と一緒に昼食
- 和やかな食事風景
- 桜エビ三昧のお膳
- バスの前で集合写真
- 大きなポットベラをお土産にいただきました
- おいしかったです!