2009/10/7
墨田・中央・江東支部
3支部合同 特別料理講習会
平成21年10月3日(土),キッコーマン(株)KKCホール(虎ノ門)に於いて 墨田,中央,江東3支部合同料理講習会が開催された。
講師は (株)ホテルオークラ東京 洋食総料理長中田 肇氏を迎え30名が参加されました。
テーマは「旬の食材,その組み合わせと調理法」
(1)タスマニア産サーモンマリネの網焼き
三種のペッパーが香るオランデーズソース
旬の根菜のアルルカン模様
(2)薩摩芋のブルーテ 林檎のソテー レモネード風味
シナモン風味のカプチーノ仕立て
(3)バロティーヌ仕立てのシャラン産鴨胸肉 セープ茸の
ムースとフォワグラを詰めてココットで蒸し焼きに
トリュフと秋野菜の芳醇な香り 古き良き時代ベル・エポック風
~参加者の声から~
中田先生の料理、理念が手順良く語られながら講習は続く。調理の合間には「素材と組み合わせと調理法、素材の相性の組み合わせは重要」という言葉がよく聞かれた。「材料は使い切ることが大事。例えば、バトーの鴨胸肉を掃除する時に出る骨、皮、筋、身の屑などは捨てずに使う、ジュを取ってソースに加えるのが、料理がおいしくなる秘訣です」と語った。講師も参加者も中盤講習にも慣れてきて、和んだ雰囲気で進んだ。
バロティーヌ仕立ての鴨が出来上がった時のことである。鉄鍋のふたを取った時、鴨とミルポワが混然一体となった最高の香りを味わってもらいたいと、アシスタントの方々が重い鉄鍋を持って歩き、受講習者の直ぐ前で蓋を取り、参加者を感動させた。
(中央支部 幹事 稲垣芳勝)