2009/8/11
TEPCOキッズクッキング 報告 8月1日
クラブエル・アーバン レポート
金井香陽子
今まで春休みのキッズクッキングや食教育研修の活動の報告がありましたが、春休みに続いて夏休みの8月1日に「シェフから学ぼう食の教室」が東京電力TEPCO渋谷館で行われました。
私達クラブエルアーバンは料理体験を通じて食育の普及活動を行っており、小学生を対象に東京電力主催のキッズクッキングを開催しています。
今回は、親子で28名。14人の小学生が参加してくれました。
メニューは旬の食材を沢山使った
「いろいろ夏野菜のガスパチョ」
「魚介類とマンゴーフルーツのクレープ包み」
「トウモロコシと枝豆のバターライス」でした。
ガスパチョとは、スペイン南部アンダルシア地方のスープで夏バテ防止に役立つ飲む野菜サラダです。
最初は緊張していた子供たちでしたが、実習が始まると不慣れな手つきながらも、積極的に取り組んでいました。
炒めたり、焼いたりする時の音や、生と加熱後の香りや色の変化を発見して、作る楽しさを感じてくれたと思います。苦手な野菜があっても、「今日は食べられるかもしれない!」と言ってくれた子供もいました。実習終了後、子供たちが作った料理を親子で食べている様子は、会話もはずみとてもほのぼのしていています。私にとってこの時が一番やりがいを感じる一時です。
この活動を始めてから、3年が経ちます。初めは子供たちとのコミニケーションに悪戦苦闘していました。活動を続けていくうちに、子供たちの好奇心を引き出すことが楽しみになっています。
次回は8月20日にありますが、料理の楽しさや仕組みだけではなく、「食」を支えている生産や流通の話も子供たちに伝えていきたいです。
最後になりますが、クラブエルアーバンの活動を通じて出会った仲間と、共に成長できて幸せです。
また、活動を支えていただいている、司厨士協会事務局の皆さま、東京電力TEPCO館のスタッフの皆さま、そして活動を見守る職場の皆さま、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。
クラブエルアーバン
金井香陽子
東京プリンスホテル
Prince Villa 勤務