Casas de Hualdo カサス・デ・ウアルド

世界一美しい農園　スペイン・ウアルドの革新的オイル

オリーブの成長・気温変化・雨量は全てコンピューター管理、最新の灌漑システムを導入し、世界でも最先端のオリーブ栽培を行っている。大学の研究調査などを実験する場としても農園を提供、さまざまなテスト栽培がなされていることでも注目される。

スペイン・トレド県を流れるタホ川の岸部は階段式の風景が典型的で、南側の斜面は湿地帯から山の丘陵地帯まで起伏をもっている。このような地形の標高400から600メートルの軽い起伏のある立地に、ウアルド農園は他の栽培物と混在しながら存在する。

この地域では、古くからオリーブ栽培が行われてきた。キリスト教徒とイスラム教徒が共存していた中世から実施されていたという事実が、モサラベ語の記録でも残されている。冬は寒く、夏は暑くドライで高温に達するという厳しい気候だが、オリーブなどの樹には虫がつきにくく、害虫や病気から自然に守られているという。とはいえ雨量も少ないため、近代的な灌漑システムが欠かせない。農園全体で最新技術を利用することで、気候条件に大きく作用されずに、理想的なオリーブが毎年収穫できる体制を構築する必要があった。

超密集栽培では人の手を借りずに、特殊な収穫用トラクターを用いた完全機械での収穫が行われる（単なる密集栽培の場合は、モーター付きのバイブレーターを利用して実を落とす方法が使われ、ある程度の人力を要するという）。収穫されたオリーブの実はステンレス製の容器に入れられ、6時間以内に圧搾されるよう敷地内にある圧搾所に運ばれる。長時間圧搾プロセスを待つことがないよう何台もの機械が設置されており、完全な温度調節のもと低温圧搾（コールドプレス）でスピーディーにオイルにできる設備が整っている。完成したオイルはフィルターに掛けられ、出荷するまで温度調整されたステンレスタンクで真空保管される。日本へのオイルはすべて受注発注でボトル詰めされるため、常にベストコンディションで保管され、搾りたてのフレッシュさを年間を通して楽しめるよう設計・管理されている。

このような超モダンなシステムによって、樹は健康的に成長し、優れた品質の果実が育まれ、デリケートな風味のオリーブが生まれている。オリーブオイル界のミシュランガイドと評される「フロスオレイ2020」で、99ポイントを獲得。味も世界最高峰だと証明。ホテルの朝食にも最適なミニボトル3種に、業務用の3リットル缶をここでは紹介したい。リーズナブルな価格も魅力の珠玉のオイルが到着した。

25mlサイズ3本セット　¥660（税別）
単品の場合各　¥220（税別）

3L缶クパージュタイプ　¥9,000（税別）